LGBT、LGBTQ、LGBTQ+、「アルファベットがどんどん増えてる!」「LGBTは聞いたことあるけど…あとのQはわからない」。そんな発言を聞くことがよくあります。あるオンライン調査では一般の方の約90%の人が「LGBT」の言葉を知っていましたが、他の人に説明できるほどではないという回答もありました。
このコーナーでは、「性の多様性」として表現される様々な性の在り方についてわかりやすく説明しています。LGBTについても、言葉としては知っていても現状はどうなっているのか、また、どのようなことで悩んだり、困ったりしているのか、あるいは、誤解されていることはあるのか、LGとBとの違いやLGBとTとの違いは何か、などについてわかりやすく説明しました。また、LGBT以外のAセクシュアル、Xジェンダー、Queer、Questioning などについても知ってもらいたいと思いました。
性は多様なので、LGBTQなどのラベルやカテゴリーに分けることは難しいし、「あなたはトランスジェンダーね」なんて決めてほしくないでしょう。でも多様な性とよばれる人の中にはどんな人がいるのか、どんな多様性があるのかについて知ってもらいたく、今回のテーマに選びました。自分にも多様なところがある、気がつかなかったし当然だと思っていた性別や性役割のことなどについて当然じゃなかったという気づきがあるかもしれません。